当サイトの鉄道擬人化における諸設定


睡蓮の備忘録。シリーズについての設定とかその他諸々。興味がある方だけどうぞ。

2つのシリーズの考え方世代交代のタイミング物語に登場する施設など
登場人物の行動範囲と制限列車の役割特急以外の登場人物について

2つのシリーズの考え方

 「れーるのうた」シリーズは現代編、「白を名にもつものたちの寓話」シリーズは過去編の扱いで、二つのシリーズは時系列的には繋がっている。

 過去編の範囲としては、
(雷鳥・しらさぎが特急として設定)→はくたかが特急としてデビューから白山廃止まで

 現代編の範囲としては、
681系(サンダーバード)登場から北陸新幹線開業まで(予定)

 その為一部の時期においては(サンダーバードデビューから白山廃止までの間)2つのシリーズの過渡期が発生する。この時期が一番登場人物が多い。

世代交代のタイミング

 特急達の世代交代の切っ掛けは、

 ・使用する車両が大幅に変わる(気動車→電車、485系→683系など)
 ・列車の名称が廃止になり、間を置いて復活する
 
 名称を引き継いで運転形態が変わる(急行→特急や特急→新幹線など)場合は基本的に人は変わらない。細かい車両の変更(681系→683系、など)でも世代交代は行われない。

 例外:新幹線の場合
 新幹線は車両が複数種類走っているため、車両が変わることによる世代交代は行われず、名称変更による登場/引退時のみ、世代交代が発生する。
 また、名称が復活する場合も基本は同一人物が呼び寄せられる(新幹線は在来とは違う特殊な訓練が必要なので、おいそれと人を交代させることは出来ないから)。
 同一の名称を持つ在来線特急/急行が新幹線になる場合は同一人物が引き継ぐ。

物語に登場する施設など

 駅:そのまま。休憩室(後述)や職員の詰め所などがある。

 休憩室(控え室):列車たちの憩いの場所。各駅の中にある。広さや個数などはその駅の規模および走る列車による。金沢駅や富山駅、福井駅など全ての特急が停車し、かつ他路線の普通列車などが多く存在するターミナル駅においては、特急・急行と普通列車の休憩室が別れている場合がある。また、乗り入れる列車の種類も本数も少ない越後湯沢のような駅は、在来線用、と一括りになっている。
 ただし、新幹線は新幹線で休憩室を持っており、在来線と同じという箇所はない。

 宿舎:列車達が住む場所。基本的に駅の近くにある(歩いていける距離にある)。宿舎=車両所、ではない。金沢の宿舎は木造だったのが、現代編になってから鉄筋コンクリートに建て替えられた。上野は過去編時代に既に鉄筋コンクリートに建て替えられている。
 昔ながらのアパート風で、入り口入ってすぐに管理人室とラウンジ(ロビー)がある。その他施設は共同浴場(大浴場)、食堂など。部屋は基本一人一部屋で相部屋は無し。
 金沢の宿舎は木造時代は部屋に風呂が無くシャワーのみだった。鉄筋コンクリートに建て替えられてからは各部屋にユニットバスが備え付けられている。
 部屋や規模の大小の違いはあれど、基本的に多くの列車が終着駅となる場所に設置されている(上野、新潟、越後湯沢、金沢、富山、米原、名古屋、大阪)。

登場人物の行動範囲と制限

 彼らが動ける範囲はその列車が走る範囲が基本。ただし乗せてもらったりすれば何処へ行くことも可能(通常の人間と同様の扱い)。
 例えばはくたかは大阪には業務では行けないが、サンダーバードに乗せてもらえば行くことは可能。ただし特急達は自分で走る事に喜びを感じているため、滅多に人の列車に乗って移動することはしない。
 沿線は特に制限無く移動可能。沿線の施設へ遊びに行くことも出来る。
 列車が入場規制されるのは新幹線ホームのみ。在来線の列車は新幹線ホームへ行くことは出来ないが、元在来線だった新幹線は在来線ホームへ移動することが出来る。

列車の役割

 特急の役割は列車の運行管理全般。基本は走っている列車に乗っている設定だが、運転はしない(運転士が行う)。運転本数が多い列車については乗っていない列車の方が多い。
 乗っている時は車掌のような事をしたりしている。また、車両の変化を身体で感じる事が出来る。人身事故が起きれば身体が痛い上に血まみれになるし、風雨に晒された場合は寒いと感じ、あまりに酷いと風邪を引くが、基本的にいつも野ざらしなので簡単に体調を崩すほど柔ではない。
 運行日誌を書いたりする。現場の仕事もするが管理職でもある。
 その他事務仕事(書類作成、旅行企画の考案などなど)も多い。

 仕事時間は基本的に始発〜終電まで。ただし毎日始発ではなく、朝は会議、昼は一往復列車に乗車、帰ってきてから事務仕事をして勤務終了ということが多い。
 睡眠時間は短くても大丈夫。食事は普通に食べる。
 休暇もあるにはあるが不定期。

特急以外の登場人物について

 上司:列車の走る方面毎に担当がいる。はくたかとサンダーバード、しらさぎの上司はそれぞれ別だが、雷鳥とサンダーバードの上司は同一人物。また、他社線を走る場合も基本は所属する会社/支局の上司となる。
 上司の役目は列車の運転状況を見て、必要な措置を更に上に報告すること。利用者が多く運用が回らない場合は増発や車両の増備の依頼をしたりする。

 その他駅や列車に関係するスタッフは現実と同じ。列車達は人間として存在しているので普通に会話も出来る。